北海道の広大な自然の中で、230頭の乳牛を丁寧に育てています。そのうち140頭は毎日搾乳を行う乳牛で、搾乳は牛たちの健康を第一に考え、つなぎ方式の牛舎で行われています。この方式は、牛一頭一頭に細かいケアを行えるため、牛たちにとっても安心できる環境を提供しています。
育成中の牛たちも大切に育てられており、育成牛舎では自由に動き回ることができるフリーバーン方式を採用しています。これにより、牛たちはストレスなく成長することができ、健康的な乳牛として搾乳期を迎えることができます。また、哺乳牛舎では30頭の子牛たちが愛情深く世話され、未来の乳牛としての基礎をしっかりと築いています。
牛たちがのびのびと過ごせるよう、広々としたパドックを備えており、牛たちは自然に近い環境で日々のびのびと過ごしています。牧場では、60ヘクタールの牧草地と16ヘクタールのデントコーン畑で育てた高品質な飼料を使用しており、これらの飼料が牛たちの健康を支えています。飼料の質にもこだわり、栄養バランスの取れた食事を提供することで、健康な牛乳を安定して生産しています。
このように、こもり牧場では、牛たちの健康と快適さを最優先に考え、細やかなケアと豊かな自然環境のもとで搾乳を行っています。丁寧に育てられた牛たちが生産する牛乳は、こだわり抜いた飼育環境の中で生まれる品質の高い一品です。牧場全体が一つの家族のように、牛たちとともに歩み続けるこもり牧場では、未来に向けた持続可能な酪農を目指し、日々の搾乳に全力を注いでいます。